幸運な人生 2
★ 昨日は『幸運な人生』孫編をアップしたが、
私の人生も『幸運の連続』だったと書いた。
ホントに『幸運な時代』を生きることが出来たと思うのだが、
考えようでは戦時中を生きたし、不運な時代だったのかも知れぬが、
モノは考えようなのである。
★ 突然話題は変わるが、大相撲春場所は新入幕の尊富士が優勝した。
新入幕の優勝は110年振りだという。
その尊富士の出身地が青森県の五所川原市だという。
五所川原市とはこんなところだが、私は何度も行ったことがある。
そんな経験があると、尊富士にも何となく親近感を覚えるから不思議なのだが、
極端に言うと日本国中どこでも何となく関係があったようなところがあって、
大相撲の力士の誰が優勝しても、
外国人以外、日本人なら親近感を感じるのかも知れない。
残念ながらモンゴルには行ったことがない。
★ なぜ、そんなに日本国中を知ってるのかと言うと、
カワサキの創成期の二輪事業を担当して、
当初は世界で日本国内だけだったので、当時国内の殆どの地域を知るようなことになったのである。
当時の販売網はその殆どが自転車屋で、全国に何万店もあったし、
その営業はそんな自転車屋にバイクを委託し訪問するスタイルだったから、
会社のカネで毎日、日本国中を極端に言うと旅行してたようなところがあって、
ホントに日本国中どこでも何となく解っているのである。
だから、五所川原市だけではなくて、
青森県なら最北端の大間町も知ってるし、
秋田県の男鹿も十和田も八幡平も1回2回ではなく、
何回行ったか解らぬほど行ったことがある。
そんな人生経験をしたのである。
★ 営業をやる前はカワサキの二輪のレースを担当してて、
そのレース担当時代も、当時はモトクロスのレースが日本全国で開催されていて
それも何故か富士山の裾野だったり、伊豆丸の山など観光名所が多かったので、そこにも行くことが出来たのである。
尊富士の出身地の五所川原の近くには『岩木山』と言う有名な山があるのだが、
この岩木山麓でもモトクロスの全日本が開催されて、
その時は明石から岩木山の現地まで車で2日泊まりで走ったりしたので、
東海道は勿論、関東から東北の道を走ったりしているのである。
こんな経験は現在の二輪事業では経験できないし、
日本だけでなくアメリカも欧州も東南アジアもみんなスタート時代を経験したので、
世界の観光旅行を公費でやらして頂いたようなところがある。
こんな意味でも、私の人生は幸運だったと言えるのではなかろうか?