2010年の運営について -1
昨年1月に起案し約6ヶ月の申請期間を経て、6月中旬にスタートをきったNPOですが、それから6ヶ月経ちあたらしい2010年を迎えています。
今このNPOも新しい段階を迎えています。今年の活動をどのようなものすべきなのか?
そのために、こ0のNPOの基本コンセプトをもう一度再確認し、会員の皆さんのご理解とご協力をお願いしたいと思います。
★この1年間、『このNPO は何をするのですか?』この質問がずっと続きました。
『このNPO はシステムそのものですから、NPO自体は何もしません。会員の皆さんがやりたいことをやり易いようにする仕組みの構築を考えるのです』とずっとお答えしてきました。
★『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごせる』ような仕組みの構築がMUSTでした。その仕組みは、収入源として個人(1000円)、団体会員(10000円)の入会金だけです。年会費はありません。法人の経営を安全にするためには収入内の支出が当然です。会員の入会金以内の支出。支出がゼロの仕組みが一番安全です。
支出ゼロを限りなく目指した仕組みにしました。インタ-ネットの利用とNPOの人件費ゼロがそれを可能にしてくれました。
★その仕組みのツールとして、ホームページと、会員カードは最低限必要でした。仕組みのベースですから、ある程度ちゃんとしたもので作ることとしました。
その費用と立ち上がりの登記料、印鑑など諸経費で約70万円かかったのですが、この費用の支払いがスタートして6ヶ月の12月に完全に完済できて新しい年を迎えることが出来ました。今後この法人に必要な経費は、現在のシステムを更に新しくする改善費だけです。それ以外はほとんど発生しません。
★今後新しい第2段階を迎えるのですが、今後の展開は第一段階とは根本的に違います。今、団体会員は約40社になりました、個人会員も400人を越す状況です。今後の展開は、この末端会員の方の事業や活動の支援になる、そんな方向で支援したいと思っています。
末端の会員さんは、NPOに何かを求めるのではなくて、自分たちのやりたいことを、NPOの仕組みを利用して積極的に考えていただきたいと思っています。特に個人会員の参加募集で、積極的に活動されることをお奨めします。どんな事業にも一番の事業運営の基礎になるものは、仲間たちのネットワークです。
このNPO 自体がそうであるように、各個別の事業でもプロジェクトでも、ネットワークは大きな財産です。それを仕組みとして使えるように、このNPO は仕組んであります。ここに参加されている異種、異質、異地域の会員さんは、どのようにでも連携できるようになっています。
そのお手伝いは、NPO 本部が積極的に動きます。
★今年は、そんな積極的に動かれる会員さんが幾つかのプロジェクトを立ち上げられることを期待しています。
積極的に活動する=個人会員、団体会員の参加を募ることでの活動NPOの収入源はこれしかないのですから、これに尽きます。NPO には、入会金として入金しますが、支出ゼロですから貯まるばかりです。貯まってもNPO法人は分配が出来ませんから積極的に活動をて展開されたとことに、活動援助費の名目で援助して行こうと思っています。
★基本的には2010年の運営活動方針はこれに尽きると思っています。
その具体的なことについては次回に。
by rfuruya