「かよちん」さんのみんなの展覧会&焼きもの野焼き
投稿者 : 事務局
「かよちん」こと、山野賀代さんは、三木市緑が丘町在住の美術系のアーティストです。
弟さんも彫刻家で、
「かよちん」さんといっしょに、緑が丘町や神戸市垂水区、東京で美術教室を主宰されています。
去年の秋、「古代窯で焼き物 応援プロジェクト」以来のおつきあいです。
今日は、「古代窯」で焼くことの出来なかった作品を野焼きするということで、
三木市別所町興治(おきはる)にある彼女のアトリエへ、
rfuruyaさんと一緒に見学に行きました。
アトリエはこんなところです。
キャンバスをこうして、風鈴のように吊るしているのは、「かよちん」さんのアイデアなのでしょうか。
こういうの、好きです。なかなか秀逸だと思います。
今度の「古代窯」のプロジェクトは、「かよちん」さんにとって、とてもよい体験だったようです。
びっしり書かれたノートが、そのことを物語っています。
焼きものの野焼きは、
播磨町の大中遺跡にある兵庫県考古博物館内のボランティアの方たちが進めました。
井桁のように組んだ木切れの上に素材を乗せ、
藁を被せ、
さらに水を加えてよく練った土を塗り付けます。
そして火をつけると、こんな具合に煙が上がります。
少しづつ温度をあげてゆきます。
焼きあがると、屋根が崩れるそうですが、すぐには取り出さず、ゆっくり冷ますとのことです。
一方、別の場所では、別の機会に野焼きして出来上がった須恵器で古代米を炊いていました。
黒っぽいのは、紫黒米(しこくまい)というそうです。
集まっている人たちは、「かよちん」さんの美術教室に通っている子どもたちとその保護者の方たちです。
風も強く吹かず、晴れ上がったよい天気のもとで、開放感を満喫できたひとときでした。
by Kwakky