2012年度活動方針
新たな年2012年を迎えて、NPO The Good Times の今年に懸ける目標は、
『新しい公共』とその『具体的な実践』です。
『新しい公共』とは、公共サービスを市民自身やNPOが主体となり提供する社会、現象、または考え方です。
『これまでの公共サービスは、行政が管理的に提供する立場、市民は供給される立場でした。新しい公共では市民も公共サービスの提供者となること、行政は市民に場を提供し、信頼し、権限を移譲することが求められる。』と言われています。
NPO The Good Timesは、 『人を繋ぐシステム』そのものという、ちょっと変わったNPO ですが、2年半を経過して具体的にその形が見えてきました。
★このNPOを立ち上ようと決心したのは、三木市の主宰した『夢塾』のNPOの講習会の講義を聞いている、その教室の中でした。
●従来の小学校の数より多いと言われる日本のNPOと差別化した、全国に、世界に展開できるものが出来るか?
●かって20年以上も前に、カワサキのバイクのユーザー55000人を繋いだ、『ユーザークラブKAZE』のコンセプト、その『ソフト、ノウハウ』が使えるか?
●ほとんどのNPOが頼る行政や、企業からの寄付、援助を一切受けずに展開できるか?
●いろんなことで繋がっている三木の人たちとも一緒にやれるか?
これらの条件を、その場で考えて2,3先生に質問したのですが、その答えから『これは出来る』と判断して、その場で設立を決めました。
ネーミングは、
Kawasaki が世界に展開するコンセプト 『The Good Times 』、当時のカワサキのメンバーたちと三木の人たちとのコラボで立ちあがりました。
★現在、『全国70グループ、個人会員5000人の規模』
The Good Timesも、10人でスタートしましたが、2年半で5000人に、世界で展開するグループになりました。
『NPO法人The Good Times 』はインターネットをベースにしたシステムそのものです。
ツイッター、ブログ、Tumblr、Facebook などのネットシステムを駆使して、世界の会員さんの活動を情報発信やシステムそのもので支えています。
会員さんの数も今年は1万人を目指します。
別に数は目標ではないのですが、数は力であることは間違いありません。
NPO The Good Times の公式ツイッターのフォロワーは20万人になりました。
★昨年は、『ボランタリー活動プラザみき』や『e-音楽@みき』などと一緒に具体的な活動展開を展開しました。
カワサキの仲間たちも、『カワサキの想い出、そして未来』 を実施、大成功を収めました。
NPO The Good Times の仕組みは『新しい公共』に十分耐えうるシステムに仕上がっています。
今年は、『孫文を語る会』『粟生線の未来を考える市民の会』『BERTの活動支援』カワサキの想い出、そして未来の第2弾『関東大会』など、年初から既に大きなプロジェクトがスタートしています。
今年のNPO法人 The Good Times にご期待下さい。
NPO法人 The Good Times
理事長 古谷錬太郎