50年という歳月が流れて
投稿者 : rfuruya
★ いま住んでいる三木市緑が丘という新興住宅地が開拓されたのが50年前である。
ご縁があって、私はその50年前にこの地に移り住んだのである。
これがGoogle Map に現れる現在だが、
50年前には左端にある旧い三木と廣野ゴルフ倶楽部だけがあって、
住宅地も、沢山のゴルフ場もこの50年の間に造られたものである。
それ以前は、多分広大な丘陵地帯だったのだと思うが
日本も変わったものである。
今は結構賑やかなこんな街になっているし、
こんな住宅街になっている。
左のゴルフ場が1931年に開場した90年の歴史を誇る
名門『廣野ゴルフ倶楽部』である。
ほんとに沢山の人たちが三木に移り住むことになったのである。
★ そんな『三木緑が丘』も50年が経つと
『水道管の耐久年度』が来て、昨年秋から大掛かりな取り換え工事が行われているのである。
水道管の耐久年数が50年だとは知らなかった。
意外に短いものである。或は50年はそんなに長い年月なのかも知れない。
昨年秋に本管の埋め込み工事が行われて、今年になって各戸への引き込み工事が始まったのである。
ちょうど先週、我が家の前の取り換え工事が終わったのだが、
その工事たるや大変なのである。
工事の様子を動画に収めているが、
道路を80㎝ほど掘り返してそこに各家庭に引く管を繋ぎ、また埋め戻しているのだが、
1日に3軒ぐらいしかできないのである。
動画に撮ると、こんな様子なのである。
このように掘り返し、
管を取り付けてから埋め戻し、
こんな形になって出来上がりである。
右側の長い線になっているところが本管が埋められていて、
道路を横断しているところが各戸への引き込みなのである。
水道管だからこんなに沢山の家すべてに対する作業なのである。
★50年前は私も30代だったし、
子どもたちも小学生だった。
給料も10万円ぐらいだったと思う。
50年経つと、本当に世の中は一変している。
今回の水道管は50年経って改良されていて、
『100年は持つ』そうである。
100年先は流石にこの世にいるわけはないが、
果たしてどんな世の中になっているのだろう?
100年後にまた水道管の取り換え工事があるのだろうか?
水道管工事を見て、いろいろなことを想った。
人間は不思議な生き物である。