多世代共生エリアプロジェクト 雑感
投稿者 : rfuruya
★『多世代共生エリアプロジェクト』 ちょっとムツカシイ名前だが、
今回三木市とダイワハウスが連携協定を結んだプロジェクトの名前である。
人類が経験したことがない『高齢化社会』をいま日本は経験しようとしている。
私自身が既に87歳を迎えているし、孫の世代も完全に独立していて、
まさに『多世代が共生して生きる社会』を迎えようとしているのである。
つい先日、神戸新聞に、
そんな新しい社会の新しい『多世代共生エリア開発』の話題が出ていたので、
こんなブログをアップしたのだが、
そのブログをご覧になった三木市会議員の新井謙次さんが、
翌日、『関心があるのですか?』 と私を訪ねて下さったのである。
全く知らなかったが、
3月の三木市の議会でもこの問題も取り上げられていて、
3月5日には草間透さんが
翌日の6日には、新井謙次さんが
この問題について質問もなさるということになっていたようなのである。
お二人とは10年来のお付き合いなのだが、
お二人が質問をなさるというので、
久しぶりに、三木市役所で行われた議会の傍聴に行って、
三木市役所のこの問題に対する姿勢なども聞いてきたのである。
お二人の質問内容を見ても、このプロジェクトはスタートしたばかりで、
三木市としては、このプロジェクトに対して『協働しよう』という姿勢ではあるのだが、まだ具体的にプロジェクトが動いていないので、『今期の予算は0円』なのだが、『総合企画部門』が担当されるようなのである。
★このプロジェクトは、私の住んでいる緑が丘の隣町の青山7丁目にダイワハウスの『第3期開発』として具体的に進められようとしているもので、そんなことからも非常に関心・興味を持っていて、この1週間の間に、私なりに結構ちゃんと調べてみたのである。
この地区の開発は1960年代に第一期開発が、1970年代に第2期開発が行われたもので、今回はその第3開発として既にダイワハウスが所有している土地に新しい計画で進めようとするものなのである。
この開発については、ダイワハウスと三木市がこのような形で進めようとしているもので、単にダイワと三木市だけではなく、住民の意見や大学や企業などを含めた
『永続する仕組み構築』を考えられているようなのである。
新井謙次さんは私たちが活動しているNPO The Good Times の理事さんでもあることから、NPO のメンバーたちのいろんな意見を聞きながら進めたいと、私を訪ねて下さったようなのである。
NPOの会員さんの中には、三木市の企業や大学・商店街関係者など沢山の方がおられるので、その方たちのいろんな意見を聞きながら進めたいと思っておられるようなので、私も出来る限り応援したいなと思っているのである。
★ダイワハウスの中では『リブネスタウンプロジェクト』が既にスタートしていて、
本格的に取り組もうとしているようである。
関東では『上郷ネオポリス』が既に昨年の秋に本格始動していて、関西では、この三木の『緑が丘・青山ネオポリス』で、今からスタートしようとしているようである。
『Livness・リブネス』 というのも新しい言葉だが、一言でいえば 『暮らしを変えよう』 というチャレンジで単に、建物を建て、それを売るという従来の取り組みだけではなくて、『多世代共生』と言われる時代に適応する『新しい仕組みの構築』だから、これはなかなか『いい取り組み』だし、三木市としても『協働する』姿勢のようなのである。
★従来から、日本でのこのような開発問題に関しては、基本コンセプトはいいのだが、なぜかある種の利権問題が裏で進行することも、多いのだが、このプロジェクトに関して言えば、その土地は既に何十年も前からダイワハウスが所有しているものだし、いろんな面でそんな『利権』などが絡まない『新しい時代に対応した新しいプロジェクト』だと思っているので、今後もその進捗状況を見つめて行きたいと思っている。
ダイワハウスもこの緑が丘町に既に、『リブネスタウン推進グループ』の事務所を独立して持たれているので、今後具体的に進んでいくものと期待しているのである。