戦時中の空襲の話
★昨日は、緑が丘にお住まいの 島田晴夫さんの『今平和について思うこと』と題した「神戸空襲の体験を語る」というお話を聞いてきた。
講師を務められた 島田晴夫さんは、私と同い年の85歳の同世代なのだが、私は戦争中は朝鮮にいたので、空襲の経験はないので、一度島田さんのお話を聞いてみたいと思っていたのである。
★ 島田さんとは初対面ではなくて、2年ほど前、神鉄緑が駅前で行われた子どもたちを対象とした『イベントを主宰』しておられてその時初めてお会いしたのである。
何事にも積極的で、その時にも『神戸空襲の話』あちこちでなさっているということだったのである。
こちらは緑が丘小学校で話された時の写真で、小学校のホームページに載っていた写真なのである。
★ 今回は緑が丘に1年程前に出来た『みどりん』でのお話だったので、そんなに大勢の方ではなかったのだが、第2部では島田さんを囲んでのお話し会もあって、なかなかいい雰囲気だったのである。
戦時中や戦後の話など、実際に体験した方もどんどん少なくなっていて、当時の話ができる、その話がある程度理解できる方も少なくなってきているのである。
出席されていた方は、若い方もおられたが昭和10年代の方が多かったようで、空襲の話は兎も角、戦後の食糧難の話などは実際の体験として話が通じるところも多かったのである。
島田さんや私のように昭和生まれでも『一桁生まれ』の人はホントに少なくなってしまったのである。
『今平和について思うこと』
いろんな方がいろんな風に『平和について思われている』のだろうが、これは非常に奥行きの深いテーマだと思う。
『あの戦争は日本だけが悪かったわけではないようにも思う』
ただ、今の日本の平和を思うとき、今後これがどのように続くかも解らないのだが、
『日本は戦争に負けて、アメリカと組めたのはよかった。 今の平和はアメリカがくれたもの』と、何となくそう思っていて、
島田さんとはその点で意見が一致したりしたのである。
なかなかいい時間であった。
島田さんをFacebook にお誘いしたのは私なのである。
昨日、『明日のFacebook にアップしますね』とお約束したものだから、こんな風に感想を述べていて、昭和一桁=旧制中学の最終学年で、『昭和二桁の方』とはちょっと違ったところがあるように思っているのである。
そういう意味では『教育』とは『その人の人生観のようなものを創る』なと思っている。