私の今年の『新』
今年の漢字は『新』に決まった。
私は、新しいことは好きなほうである。
確かに今年は『新しい出来事』は多かった。
私自身にとっての今年の『新』と言えば、次の三つだろう。
★MPO法人 The Good Times
今年の1月末、NPO講座の受講中に、その設立を突如思い立ったのである。
最初に考えた条件は、
○行政の補助金などに頼らずに広く末端から。
○法人であるから、当然事業運営が必要だが、経常経費を限りなくゼロに近づけられること。今更、赤字の心配はしたくない。
○地域限定の枠を取り払い、対象の範囲も限定しない、大きく発展する可能性を持っていること。全国区はMUST,世界はWANT。
○インターネットという、使用料ゼロの仕組みが基本。
○過去2年間やってきた、ブログやSNSの世界からの延長線上にあること。
などを条件に、従来のSNSを更に進めて、具体的な目的が、具体的な活動で
『実現出来る、実現出来やすくなる』 『新しいシステムの構築』を目論んだのである。
従って、 The Good Times は、SNSや、ブログや、Wikipediaなどと同じように
『システムそのもの』なのである。
それがどう機能するかは、
それを使われる『団体会員』『個人会員』さんの使い方次第なのである
その設立趣旨書には、
『21世紀の少子高齢化社会を「モザイク社会」と言われたりします。
近年、個人の生活も、いろんな団体の活動も、それぞれが好きなことだけを断片的に行う傾向が強くなってきています。
そして、これを繋ごうとする力が逆に弱くなっていることら、家族や地域コミュニティの弱体化が進んでいるものと思われます。
近年、インターネットの世界のブログやSNSなどそのシステムの向上は目覚しく、
「異種、異質な組織」が「それぞれの資源や特性」を持ちより、
「対等の立場」で連携し、イベントや講座の共催、共同運営を行うのには、これら新しいネットの仕組みは非常に適しています。
このような社会の新しい仕組みを最大限に利用して、
モザイクタイルを貼り合わせ一枚の名画を創作するように、
個々が持つすばらしい素材をつなぎあわせて、
21世紀のモナリザの名画を描くような新しい活動を企図しています。』
(この趣旨書の最初と最後の文章は、三木市企画政策課のひょこむのハンドルネーム「滝の瀬」さんのものである。このNPO自体が、市民と行政の連携で成り立っているのである)
世の中に、今まであまり存在しなかった、新しいNPOである。
★二つ目の『新』は、 『潮流、海流発電』
このNPOの団体会員に、ノヴァエネルギーが参加されて、
われわれは、初めて
『原子力でもない』 『太陽光でもない』 『風力でもない』
『潮流、海流』という地球の自転が止まらない限り、ほとんど24時間使える自然からのエネルギー発電に初めて出会ったのである。
鈴木清美さんのその高い理念と技術の確かさ、既に韓国など海外では、直ぐにでも実現できるレベルに達している現状なのに、なぜ日本でそれが進まないのか?
このままでは、メイドイン韓国になってしまう。
何とか、日本でこの技術を実現したいという想いに共感して、
今、NPOのメンバーの総力を挙げて、<a その実現に努力しているのである。
ホントにひょっとすると、この6ヶ月の努力が報われて、新展開が年明けからでもスタートできるかも知れないのである。
★最後の三つ目は、来年1月にある三木市長選挙である。
現職に、対立候補の名乗りがあって、厳しい選挙の前哨戦が行われている。
日本一美しいまちを目指すという三木は、それに相応しい開かれた選挙戦であるべきだと、有志が立ち上がったのだが、なかなか思うように進展しないのである。
そこで、SNS ひょこむ の中に、
『三木市長選、公開討論会を実現する市民の会』を立ち上げたのである。
まだ6日目だが、みっきぃ というラジオ局もその趣旨に賛同して無料で中継を引き受けてくれたのである。
肝心の候補者が、ちゃんと対応してくれるかどうかだが、
若し、実現すれば多分日本でも初めてのことである。
この趣旨に賛同して、コミユ二テイナ参加してくれているのは、やはり、
NPOの会員さんがほとんどである。
それに『ひょこむのメンバー』であることが。MUST条件である。
これなども、既存のひょこむというシステムや、NPO The Good Times のシステム的な対応が出来てないと、最初からでは到底実現の可能性などないのである。
私も、まつりおとこさんも、タッチャンも名前は並べているが、
これを、引っ張っているのはminminさんである。
昨年秋、立ち上げた三木市民のための『民民サイト』は1年経って、
こんなに立派に成長している。
minminさんは、NPOのアシスタントさんで、いつもお世話になっている。
この公開討論会、若し実現できたら、
それは『ひょこむ』と 『The Good Times』 の両システムの連携の成果であろう。
今回は政治課題であるので、役所のさるとるさんや、JJさんなど、いつもは先頭に立つ人が静かなのは仕方がないが、
こんなことが、若し実現したらホントに『三木おもろいわ』である。