広域連携へ
「平成の大合併」終結へ 広域連携重視に転換」
今後は、合併で住民の声が行政に届きにくくなったなどという意見を踏まえながら、『広域連携重視の自治体政策』へと転換する。
と新聞に載っていた。
私の住んでいる三木も、数年前に吉川町と合併した。
三木全体としては、酒米『山田錦の生産量日本一』や『西日本一のゴルフ場の数』『よかたん温泉』などイメージ的にはよかったのではと思っている。
ここ数年、役所の人たちとお付き合いが出来たのだが、三木の方よりも吉川出身の職員の方のほうが『世慣れている』と言うか『まとも』というか『話易い』と言うか。表現は難しいのだが、付き合いやすい良さがある。
『川崎重工業の社員』よりは『販社の人』、更に小さい『地方の代理店出身の人』のほうが、何となく付き合いやすかったのと、よく似ている。
大きい方が、全体の効率がいいのはよく解る。
しかし、小さい良さと言うのも捨てがたいのである。
『広域連携』や『多様な選択肢』と言っているが、どのようにそれを実現するのか?
小さな良さを残しながら、いいところだけを自由に繋いでいける『新しい仕組み』が出来ないものかと、
今回、NPO The Good Times を立ち上げたのである。
政治といった、そんな大それたものではないけれど、小さな町の活性化のお手伝いぐらいは出来るのではと、秘かに思っている。
『異種』『異質』『異地域』がそれぞれの良さを残したままでお互いに連携することにより、何かいいものを、グッドタイムを目指すことは、出来ないものか?
世の中の価値観は多様化している。
上からの押し付けでは、機能しない。
みんな『やりたいこと』を束縛されずに、自由に『やりたい』のである。
連携も、『やりたい同士』がやるべきである。
そんな風に、思っている。