80歳以上の人に読売新聞からのアンケート
投稿者 : rfuruya
★80歳以上の人に対して読売新聞がこんなアンケートを実施するようである。
こんな6つの質問なのだが、簡単なようでなかなかムツカシイ。
〇×方式ではないし、文章で答えるのだが、字数の制限もないし、
答え方はいろいろあるように思う。
これは、10代向けの「読売中高生新聞」に掲載されるようで、
読売中高生新聞では「敬老の日」に合わせた企画記事掲載を計画しており、
80歳以上の方へのアンケートをお願いしているというのである。
私は何でも物事にはすぐ対応するタイプで、『放っておくのは嫌い』な性分なのである。
普通なら今ごろはもう答えを書いて送信していると思うのだが・・・・
実はこのアンケートは、私に直接送られたものではなくて、
よみうり生活応援隊をなさっている『野本浩一さん』からご依頼があったものなのである。
野本さんとはひょんなことから繋がったFacebook の友達なのである。
このアンケートは、読売新聞から野本さんに『80歳以上の方』を紹介して欲しいとの依頼があって
『野本さんから私にご依頼』があったものだから、
あまり『いい加減に』応えるのもどうかな? と思って、
『ちょっと1日間を置いてみよう』とこんなブログをアップしているのである。
野本さんには既に『今日にでも送っておきます』とメールしたのだが、
この質問の期限は9月6日で、まだまだ時間があるのでちょっと考える時間をと思ってこんなブログをアップすることにしたのである。
★ 読者は中高生のようだから、
若い中高生に少しでも役立つものでありたいと思うのだが、
そんなにちゃんと書けるだろうか?
各質問に対する想いを羅列するとこんなことになるのではと思ったりしている。
● 質問1の『今の一番の楽しみ』は『ネットでこのブログを書くこと』だと思っているので、
ブログやFacebook やツイッターのことを書きたいと思っている。
毎日の生活の中でこの『ネット関連』にかけている時間から言ってもこれは間違いないのである。
ただどの程度の範囲まで広げて書けばいいのか、その辺りがムツカシイのだが、
結構詳しく書いてみたいなと思っている。
● 質問2の『今の悩み』だが、私は結構太平楽な性格で、現役時代も今も『悩み』など『全く経験したことがナイ』人生なのである。
質問だから応えねばならないので、今から『悩み』を探してみようと思っているのだが、これは多分幾ら探しても見つからないだろう。
● 質問3の『人生で最大の出来事』は、これは戦争の終結・日本の敗戦であることは間違いない。
これで私の人生は間違いなく180度変わったと思う。
若し、終戦がなくてそのままの時代が続いたとすると全然違った人生を歩いたことだろう。
この時がちょうど中学1年生・12歳のことだから、このアンケートの読者の年代なのである。
以来76年も平和な時代が続いている。昭和・平成・令和と時代も変わって昭和も遠くなってしまった。今の中高生に終戦の時の話をしてどれくらい理解されるだろうか?などと思っている。
● 質問4の『一番おいしかったもの』は、これは思い浮かばないのである。
食い盛りの中高生時代を戦後の食糧難の時代に生きたので、『何を食っても旨い』と思ってしまうのである。
育ち盛りの中高生時代が戦後の食糧難の時代で、『何でも食えたらいい』生活が続いたので、何を食っても『旨い』と思ってしまうのである。
結構世界も歩いて、所謂『旨いもの』はいっぱい頂いたと思うが、『一番おいしかったもの』と言われると困ってしまうのである。
● 質問5の『高齢者という言葉が合うのは何歳からか』という質問に対しては、若し自分のことだとすると『80歳代からかな』と思ったりもする。
一般的には『後期高齢者』と言われる75歳ぐらいかなとも思う。
人それぞれだが、人生100年時代で元気な人は75歳ぐらいでも『高齢者』というのが似合わない人もいるので、どう答えるか思案中なのである。
● 最後の質問6の『中高生や高校生にひと言』は確り応えてあげたいと思うが、これはなかなかムツカシイ。
私自身の中学・高校時代はまさに『戦後の混乱期』だったし、中学は旧制中学の最終学年で、高校時代も未だ食糧難の時代だった。教育制度もどんどん変わって、男女共学、学区制など『激しい変化の時代』だったが、今思っても100%満足している。
全く背景の違う平和で安定した今の時代だが、中高生の時代は自分の信じるもの、やりたいことに熱中すべきで、『大学受験のために勉強する』などが一番馬鹿げていて、自分の豊かな人生ために勉強すべきだと思っている。
生涯付き合える『いいトモダチ』を創ることが出来るのもこの時期である。
何事にも熱中して取り組むこと、そして『熱中できる』のがこの時期だから、そんな対象を自分なりに見つけて欲しい。
この時期にしかできないことに熱中すべきで、それがが『いい人間形成』に繋がり人生の土台になるのだろう。
中高生の時代は一瞬、人生は結構長いものだから
『素晴らしい人生創造』のために精一杯頑張って欲しいと思っている。
『言いたい』ことはいっぱいあるようにも思うのである。
少なくとも『大学受験のために勉強する』というのではなくて、
この時代は二度とないのだから『自分のやりたいこと』に全力を傾注すべきだし、
人生を通じて付き合える『いいトモダチ』をつくる時代だと思っている。
私自身の中高生時代を振り返ってみて『最高によかった』と思っているのだが、果たして理解頂けるかどうかは自信がない。
★まだ、時間もいっぱいあるので、
この『6つの質問』は88歳の私に与えられた『試験問題』だと思って、
確り纏めたいと思っているのである。
ふと立ち止まって『考える時間』は貴重である。
そう言う意味で、このブログのカテゴリーは『私の生き方、考え方&意見』としたいと思っている。